河童は本当に存在する
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河童(カッパ)の存在を信じますか?
多くの目撃情報はありますが、どれも決め手がない話ばかりですよね。
でも、僕は河童の存在を信じるしかないんです。
あれは、僕がまだ群馬県に住んでいた、小学生のころの話です。
家から30分位の所の山間に大きな沼があり、そこは道からは直接いけない場所なので、あまり人が来ない僕たちの秘密の釣り場になっていたんです。
深い森の中にあり、一人では怖くて行けないので必ず2人以上で魚釣りに行っていました。
その日は友達と3人で沼に行ったのですが、なんだか全然魚が釣れず、釣りにも飽きてきていました。
なんとなく、沼の淵を眺めまわしていた時、赤い光が目に入った気がしたんです。
「あれ、何か光ってるよ!」
「どれどれ、どのへん?」
「あそこの木の間で、何か光ってた。」
ですが、光は消えてしまい、何も見えません。
「きのせいだよ・・」
「何もないじゃん。」
そう言って、2人の友達は竿の方に戻ってしまったのですが、私は赤い光が気になって、森の方を探るように見ていました。
その時です、木の間から、黒い塊が現れ、こちらを見ていました。
体は僕たち位に見えましたが、大きな真っ赤な目が怒ったようにこちらを睨んでいました。
僕が「ウァーッ」と叫んだとき、水の中にジャポンッと飛び込んだんです。
友達が、「どうしたッ」と近寄ってきて3人で飛び込んだ波紋を見ていると、波紋の手前側に、あの大きな真っ赤な目の化け物が顔を出したんです。
僕と友達3人は、釣り道具もそのままにひたすら逃げました。
「いまの、絶対に河童だったよな」
「うん、間違いないよ!河童だよ。」
その時見た化け物は河童以外には考えられません。
あの時見た大きな真っ赤な目が恐ろしくて、その後その沼には行っていません。
河童は、実在するんです。
僕と友人2人は、間違いなくみたんです。
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