ダルマ女と行方不明者

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日本の毎年の行方不明者は、約10万人だそうです。

そのうちの9割以上の人たちは無事発見されるそうですが、残りの1割弱は、死亡して発見されるか消息不明だということです。

そして、2000人近い人は発見されること無く不明のままなんです。

単に2000人と言っても、毎年のことなので、かなりの人が行方不明になっているのが事実です。

そして、そのうちの何人かが、ダルマ女として存在しているというのです。

この話の発端は、一人の男の小さい頃の事件です。

ここでは、Hとします。

Hは、地方で生まれ、少年時代を過ごした中で、忘れられない思い出がありました。

小学生のころ、近所に住んでいたF子に密かに恋心を抱いていたんです。

そのF子が突然行方不明になりました。

家出をする理由も見当たらず、「何らかの事件に巻き込まれたのではないか!」と捜査をしましたが、F子は見つかりませんでした。

Hもいつの日かF子への思いも忘れ、東京に出てきたのです。

そして、Hは東京である程度のお金と地位を手に入れ、友人2人と中国旅行に行ったのだそうです。

各地を見て回り、夜はひたすら豪遊をしていたある日、「金を出せば面白いものを見せる」と誘われたのです。

「面白いもの」と言われても、騙されている気もしたのですが、酔っていたこともあり、H達3人は話に乗ることにしました。

連れて行かれたのは、雑居ビルの地下で、小さなステージのある部屋でした。

「絶対に秘密だ!他言すると、大変なことになるぞ。」

と言われて見せられたのは、四肢が切断され、髪の毛も無い裸の女でした。

ダルマ女!

ダルマ女は、何とも奇妙な生き物に見えました。

そして、もっと奇妙に思ったのは、ダルマ女の視線がHだけを見つめている事でした。

顔は何の表情もなく、ただHだけをじっと見つめているのです。

その目を見たとき、HはF子の事を思い出しました。

(このダルマ女はF子なんじゃないか・・・)

ふと頭の中を、その考えがよぎったそうです。

ですが、確信はないし、何より恐ろしくて言い出せませんでした。

日本に帰ってきてからも、Hはあのダルマ女の無表情な顔の中で、何かを訴えているような眼を忘れることができないといいます。

そして、彼はこんな話を耳にしたそうです。

何らかの理由で誘拐したものの、手に負えなくなった女は、ヤクザに頼むと引き受けてくれ、さんざん弄んだ後、中国人に売ってしまうので、発見されることがないんだとか・・・

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