100歳の元気なおばあさん

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10年ぶりに会った友人は、ホームヘルパーをしていた経験があります。

当時の友人の先輩だったDさんは、とても奇妙な話を後輩に話すことで有名な人でした。

「カエルを食べちゃったおばあさんの話」

「庭に穴を掘って防空壕を作ろうとしたおじいさんの話」

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などそういった話を友人は、面白く聞いていたそうです。

中でも印象的だった話が「奇妙なおばあさんの話」だったといいます。

Dさんがまだ新人だった頃、洋風で素敵なお屋敷にホームヘルパーに行ったそうです。

お屋敷には、70代のお手伝いさんと家主のおばあさんだけで若い人手がほしくなり頼んだといいます。

しかしおばあさんはその年100歳になるというのに元気で生活に何も支障がなく、お手伝いさんも食事を作ったり洗濯をするなど日常の家事だけでした。

Dさんは、ただ出番が来るまで座っておばあさんと話しているだけでいいからといわれ、不思議に思いつつも少しラッキーだと思っていたそうです。

夕方になりそろそろ帰る時間が近づいてくると、夕食の準備をするから手伝ってほしいとお手伝いさんに頼まれました。

広いキッチンに行くとそこには当時はスーパーに並ばないような野菜や調味料が置かれていて、おばあさんがにこにこしながら立っていたといいます。

お手伝いさんに「もう私は力がでなくて固いものが切れないのよ」といわれDさんは中華包丁を渡されました。

かぼちゃを切るにしても中華包丁である必要はないのにと思っていると、にこにこしていたおばあさんはまな板の上に手を乗せました。

「今日はねぇ親指がいいかしら」と言い始め、どういう意味だと思いお手伝いさんを見ると「では親指を切り落としましょう」とDさんに指示をしてきたのです。

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もちろんDさんは、冗談は止めてくださいといいましたが、二人の目は冗談ではありませんでした。

その時逃げられた状況でもDさんは、混乱してしまい「本当に切りますよ!?」と言って指示に従ってしまったといいます。

当然血が吹き出ておばあさんは奇声のような叫び声をあげたのですが、「いいのよいいのよ」と泣いて謝るDさんを二人して慰めてくれたそうです。

おばあさんは、自分の指の入ったコンソメスープを優雅にすすり、その日は時間がきたのでDさんは帰りました。

次のホームヘルパーの日に同じ家を訪れるとおばあさんはにこにこしていて指も元通りになっていたそうです。

その家にはそれから二ヶ月ほど通い、何十本も指を切り落としたそうですがDさんはケラケラ笑いながらその話しをしてくれたといいます。

嘘だと思いましたが、一回だけDさんと一緒にその家に研修目的で行ったとき友人だけ別の部屋で待機させられ奇声を聞いたそうですから嘘ではないのかもしれません。

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