呪われたトンネル

サイト内検索

私は友人の運転する車に乗って、山道を走っていました。

ある「噂」を聞きつけたため、その真相を探るべく行動していたのです。

その噂とは、その山にある、今は使われていない道路の先にある「トンネル」に、深夜0時ぴったりに侵入すると死ぬというものでした。

オカルト好きな友人に、半ば拉致されるような形で車に乗せられ、噂のトンネルまで向かうことにしました。

スポンサーリンク

時刻は夜の23時、少し早めにトンネルまで到着していた私たちは仮眠を取ることにしました。

そして、深夜0時5分前にタイマーをかけていましたが、時計がずれていたようで、実際には1分前に目を覚ましました。

先に起きていた私は慌てて友人を叩き起しました。

なかなか起きない友人にイライラしながら起こし続けていると、トンネルの中から悲鳴が聞こえてきました。

何事かと思って様子を見てみると、トンネルの奥から爆発音と赤い光が見えました。

何かが爆発して炎上しているようです。

その音にさすがに友人も目を覚まし、車を走らせて様子を見に行くことにしました。

あまり長くなかったトンネルの出口には、大きな樹が倒れてきて潰れ、炎を上げている車でした。

遠目でしたが、誰かが脱出している形跡もなく、中に誰かいれば間違いなく生きてはいなかったでしょう。

怖くなった私たちは、警察に連絡することも忘れてその場から逃げ出しました。

スポンサーリンク

それから数年後、そのトンネルのある地域に詳しい人に話を聞く機会があり、例のトンネルについて聞いてみることにしました。

あのトンネルは十数年前まで使われていたトンネルで、工事の際に一人の男性が事故で亡くなっているのだそうです。

地理的な理由でそのトンネルを含む道路が使われなくなってから、例の噂が流れ始めたのだそうです。

奇跡的に噂に遭いながらも生きて戻った人物の話によれば、どうやら自分が命をかけて作ったトンネルが使われなくなったことへの恨みをつぶやきながら、事故で亡くなった男性であろう幽霊が彼らの前に現れたそうです。

しかも、彼が見た幽霊の特徴と、当時の工事現場の写真に写っていた亡くなった男性の特徴が一致したのです。

もし、あの日予定通りに起きていたら、私や友人もこの世にはいなかったのでしょう。

スポンサーリンク

怖い話関連コンテンツ

モバイルでご覧の方へ

全てのコンテンツと、カテゴリー内の記事をタイトル一覧表示としたメニューを作りました。PCの方にも便利です。

怖い話メニュー

人気記事ランキング

コメントを残す

CAPTCHA


*投稿されたコメントはブログ管理者の認証後に表示されます。

サブコンテンツ

このページの先頭へ