問題のある家

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タイの北東部にウドーンターニーという県があり、これは実際にそこで起こった出来事である。

1年半前、G氏は家をウドーンターニー県で探していた。

条件はウドーンターニー県の市内の繁華街にあること、そして、家の値段が250万B(日本円で800万程度)以内であること、この2つであった。

彼女は息子を市内の環境のよい学校へ入れることを望んでいた。

そのためには、田舎からでる必要があったのだ。

家を探し始めて間もなく、彼女の友人から情報が入った。

ちょうど条件に見合う家があるとのことだった。

市内の家の相場は中古でも400万B~500万B以上が普通である。

そのため、彼女はアパートだと思った。

しかし、友人が言うには一戸建て、しかも、2階もあり、庭も小さいながらあるとのこと。

現在の持ち主は72歳の男性だが3年前から刑務所に服役しており、家のローンの支払いは子供が肩代わりしている状況であった。

しかし、子供は、母親つまり男性の妻が病に臥したため家のローンを払う余裕がなくなり、今回、破格の値段で売りに出すことにしたようだ。

G氏は喜んで、中を確認せずにこの家を購入した。

家を購入して2週間後、引越し当日、彼女は仕事で手伝いが出来ないため、家族や業者13名を雇って荷物を運んでもらうことにした。

しかし、その後、順調に引越し作業が始まっていると思っていた彼女の元に電話がかかってきた。

それは従兄弟からで「この家は何かおかしい。

2階の部屋には8体もの仏像があり、壁中にお守りがかけてある。

ドアには解読不能なお札が張られているが、天井には呪いを断ち切るためのお札がはっきり残っている。」と言ってきた。

最初は気味が悪いと思ったG氏だが、G氏は前の持ち主は老人であったため信仰深く、また、呪いの札も従兄弟の勘違いだと思い、従兄弟に「すべて処分して頂戴」といって電話をきった。

仕事が終わり、G氏は家族や業者の人間に、お酒や食べ物を振舞おうと、大量の食材を買って家に戻った。

しかし、家の中には誰もいない。

G氏は従兄弟に電話をすると、なんと彼らは家の外、しかも、後ろ側に座っていた。

G氏が何故、家の中に入らないのかと訊ねると、彼らは口をそろえて「女をみた。尻を叩かれた。足を掴まれて転んだ。」と言って、怖くてもう明日は手伝いに行けそうもないといい、全員、帰っていった。

G氏は従兄弟に、この家で何があったのか、前の持ち主の妻に聞いたほうが良いと言われ、G氏は前の持ち主の子供に電話をしてみた。

しかし、家を売って直ぐに前の持ち主の妻は他界したとのことで、子供からも有力な情報は得られなかった。

結局、G氏は1人で家の片づけを行い、後から来た子供と暮らすことになった。

しかし、毎晩、2階から足音や人の叫び声が聞こえ、怪奇現象に悩まされていた。

そして、ある日、子供の友達が家に泊まりに来たときのことである。

夜中に大声で子供とその友人が叫び声をあげた。

G氏は急いで2階に駆け上がると、彼らはタイの民族衣装を着た女の人が床を這いながら迫ってきたと言い、その友人はG氏の子供も連れて真夜中だというのに自分の家に帰ってしまった。

その後、G氏はお祓いを何度も頼んだが効果はなく、しばらく、恐怖と隣り合わせの生活を送っていた。

しかし、ある時、怪現象が2階でのみ起こるという事に気付き、G氏は2階を取り壊し、1階建ての家にリフォームした。

すると、怪現象はピタリと止んだという。

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