遺品の革靴の呪い

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大学時代の友人の一人に、革靴を集めるのが趣味な友人がいました。

普段履いているのも革靴で、彼の自宅にはバイト代のほとんどを費やして集めたコレクションが並んでいました。

ある日、いつもとは少し違うテイストの革靴を履いていました。

そのことを聞いてみると、どうやら彼の遠縁の親戚の葬儀に参加した時に、遺品の中から発見して譲ってもらったのだそうです。

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少し古風なデザインでしたが、普段は使われていなかったのか保存状態も比較的良く、しかしながら並べるには少し違和感があったそうで、普段履きに使うことにしたそうです。

その数日後、彼と一緒に大学構内を歩いていたとき、脇に工事をしている場所を通ることになりました。

工事中なので注意する旨の看板を見ましたが、彼は不注意にも工事をしていて段差があるところに突っ込んで行きました。

彼はそこまで大きな怪我を負ったわけでもなく、工事の人たちにも迷惑がかからなかったために特に問題もありませんでしたが、そのことを注意したところ、友人としても何か腑に落ちないというか、なぜあそこに突っ込んでいったのかがわからないという感じでした。

その後も、私の見ている前やそうでない時を問わず、友人はしょっちゅう足を踏み外したり、危険な場所に突っ込んでいくようになりました。

そのたび、友人は妙な違和感を感じていたそうです。

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極めつけは、車の運転中に赤信号の前で停止しようとしたところ、危うくアクセルを全開にしようとしてしまったそうです。

しかし、友人は自他ともに認める優良ドライバーで、そのようなことはするはずがありませんでした。

幸い、サイドブレーキによって事なきを得ましたが、友人はここ数日の事故や怪我の原因を、その革靴ではないかと疑っていました。

そのため、友人は普段履きに使用していたその靴を飾ることにし、別の靴を履くようにしました。

そうしたところ、彼はむやみに事故や怪我をすることはなくなりました。

ところが、今度は家にいるときに怪我をすることが多くなってしまったそうです。

怖くなった友人はその革靴を捨てることにしました。

その後は何も起こっていないそうですが、革靴を捨てた日の夜、よく覚えていないものの、その年になって「怖い」と思える夢を見たそうです。

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