私の知人から聞いた話です。

広島県に昔少女院という施設がありました。

ここは、未成年の少女達を更生する施設で、当時は院内で自殺や暴行などが繰り広げられていたようです。

少女院は閉鎖され、その後取り壊しがあるまでは、放置され荒れ果て肝試しスポットになったようです。

ある時男女4名で、その肝試しスポットに行くことになったそうです。

到着すると、有名な肝試しスポットである為、既に先客がいました。

人の影は見えなかったが、白い車があったのでその4名はそう思ったそうです。

4名は金網を乗り越え少女院内に入りました。

少女院中は、荒れ果て、歩ける道は限られており、4名は来た道を戻りました。

施設を出て、何事もなく4名は車に戻りましたが、まだ白い車もありました。

「あれ?まだ車があるけど、まだ施設内にいるのかな?」

「でも、歩ける場所は限られていたし、中ですれ違いもしなかったよね?」

「普通ならすれ違うんじゃないかな?」

4名は何故か胸騒ぎを感じました。

「多分、放置された車なんだよ」

一人がその白い車を触りました。

「え?でも、車のボディは暖かいよ?」

その日は寒い冬の日。

放置されていた車であれば、冷たくなっているはずです。

「探してみようか?」

そして女性達は車に残り、男性達はまた施設に向かいました。

しばらくすると男性達は戻って来ましたが、やはり誰も施設内にはいませんでした。

4名は怖くなり、その場を離れました。

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運転していた、男性がルームミラーを見ていきなり叫びました。

「くっ車がない!」

振り返ると、あったはずの白い車はなくなっていました。

「やっぱり誰かいたんだよ」

4人はそういう事にして帰ったそうです。

それから何か月か経って運転していた男性の友人が少女院に肝試しに行ったそうです。

そして同じように白い車があった話をしたそうです。

その後、その白い車は肝試しに行った人は必ず目撃したそうです。

そして、少女院は取り壊されました。

現在はその跡地に何があるのかは分かりませんが、その白い車はどこにいったのでしょう。

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