小学校のメトロノームの怪奇

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どの学校にも大抵は「7不思議」というものがありますよね。

私の通っていた小学校にもありましたよ。

とは言え、思い出せるのはそのうちのたった一つだけなのですが。

なぜかと言えば、その一つは私も実際に体験したことがあったからです。

それは「メトロノームの怪奇」と呼ばれていました。

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夜な夜な、ひとりでにメトロノームが動き出す、というものでした。

しかしながら、それを聞く限りでは何が怖いのかわかりませんでした。

確かに学校には一つだけメトロノームがありますが、何かしら衝撃でも加えれば勝手に動くことはおかしくはありません。

当時、吹奏楽部に所属していた私はよくメトロノームを使っていたのでわかります。

ちなみに、最近のデジタル式ではなく、古くからある振り子を逆さにしたようなタイプです。

一度動き出せば、あとはネジが切れるまでは動き続けるのですから、ふとした振動などで勝手に動くのです。

カバーなどをかぶせていれば防げますが、それを忘れていたのでしょう。

それを聞いても全く怖くはありませんでした。

ある日、部活が終わったあとになって音楽室に忘れ物をしていることに気づきました。

しかも、明日の宿題も混じっているので持って帰らなければ翌日は悲惨になります。

既に下校時刻を過ぎていたので、こっそりと音楽室に侵入しました。

鍵が壊れている窓が一箇所あるのを知っていたので、そこから侵入しました。

すると、急に「カチ、カチ」という音が響きました。

聴き慣れた音でした。

メトロノームです。

しかし、私は驚きました。メトロノームにはカバーが被せられていて、動いてなどいなかったのです。

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しかし、間違いなくメトロノームから音が聞こえてきました。

しかも、メトロノームの刻むリズムに合わせて周囲の楽器が音を出し始めました。

その音も小さいものでしたが、まるで合奏をしているかのようでした。

怖くなった私はとっさにメトロノームめがけて荷物を投げつけました。

床に落ちたメトロノームは音を止め、周囲の音も止みました。

我に帰った私は荷物を回収しようとメトロノームに近づきます。

次の瞬間、先ほどの倍のスピードでメトロノームが再び音を刻み始めました。

無論、メトロノームは動いていません。

そして同時に周囲の楽器も音を出し始めました。

どことなく、恨みがこもったような音を出している中、私は一目散に逃げ出しました。

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