友人から貰ったテレビ

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私が20代の頃、引越し祝いとして友人が実家で使っていたという大きなテレビを贈ってくれました。

それまで小さな地デジ非対応のテレビだったので嬉しい贈り物でした。

しばらく新しいテレビで楽しいときを過ごしていたのですが、一年経つと元々あまりテレビを見ない性格からかテレビをつけることが少なくなったのです。

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中では一週間テレビをつけない期間もありホコリが画面には目立つようになっていました。

そんなある夜のこと、いつもどおり夕食を済ませてお風呂に入ったとき、テレビのある部屋からなにか物音がするのです。

お風呂から出てみるとその部屋から「ざっざっ」とずっと音がするので虫だと思いました。

しかし音の出ている方向を追っていくうちにテレビの前に座っていたのです。

電源ランプを見てみると青と赤が交互に光っていて、ずっと黒い画面でしたが、リモコンを触っていないのにテレビがついたり消えたりしていることに気がつきました。

故障だと思い、その日はテレビの電気コードを抜いて音もなくなり過ごしたのですが、次の日の夜も「ざっざっ」という音が鳴りはじめたのです。

電気コードは抜いたはずなのに作動するので気味が悪かったのですが、電気代やら泊まる家や時間を考えると若かった私はその日の内になんとかしたかったのでしょう。

思い切って「どっかいけ!!」と叫ぶとあっけないほどに音はやんで静かな夜を恐る恐る過ごしました。

一晩だけですがその日だけは部屋の照明を消せなかったです。

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次の日にテレビがおかしいと贈ってくれた友人に話すと、すぐに引き取りに行くといって家に来てくれました。

友人は、「アンタがテレビをあまり見ないって知らなくてさ~本当にごめんね。」と言ってきたので問い詰めるとあっさり話しはじめたのです。

友人の実家にきた物という物は、必ず寿命が尽きるまで捨てたり人にあげたりしてはいけないといいます。

捨てると家の前まで戻ってくるし、誰かにあげると使い続けない限り何かしらの異変が起きるそうで、昔から友人は人に贈り物をする際には果物など寿命の早い食べ物を贈るのです。

怖かったとかそういったことより、家庭の事情というならば、はじめから話しておいて欲しかったと思いました。

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