不幸の手紙

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「不幸の手紙」って、一時期流行っていましたよね?

今ではどうか知りませんが、大抵の場合は「この手紙と同じ内容を〇人に送らないと不幸になる」といったことでしたよね。

しかし、私の通っていた小学校では少し変わっていて、手紙は一通なのです。

しかも、送られた手紙をそのまま使うのです。

手紙の内容も変わっていて、「この手紙を次の月曜日に下駄箱に入れないと不幸になる」といった内容でした。

私の下駄箱にも入れられていて、1週間その手紙を持っていることになりました。

1週間後の月曜日に早めに学校に来て、適当な下駄箱に入れておきました。

そのおかげか私には不幸は訪れませんでした。

大抵の人は不幸を免れたようですが、手紙の不幸を信じなかったり、月曜日が休みか体調不良で学校に来れなかった場合には何かしらの不幸が訪れたようです。

その例をいくつか紹介します。

ある生徒は不幸の手紙を信じず、その手紙のことを忘れていました。

月曜日に下駄箱に入れなかった彼は、数日後の体育の時間に怪我をしたそうです。

その次の月曜日に手紙を下駄箱に入れたそうです。

怪我自体はその数日後には完治したそうですが。

別の生徒は、月曜日に風邪をひいて学校を休んだら、何か良くない病気だったようで、そのまま入院したそうです。

彼は、お見舞いに来た友人に頼んでその手紙を月曜日に下駄箱に入れてもらったそうです。

その週のうちに退院できたそうですが、入院した当時は命の危険もあったそうです。

ある日を境に不幸の手紙は無くなってしまいます。

それらの不幸の手紙の所業を知った生徒が、その手紙をこの世から消し去るために数人の友人が見ている前で手紙を燃やしてしまったのです。

かくして、私の学校から不幸の手紙は無くなりましたが、同時に、彼もいなくなりました。

正確には「この世」からいなくなったのですが。

それは何故か?

彼は、焚き火に当たっていた時に火が服に燃え移って大火傷して、そのまま亡くなってしまったのです。

まるで、不幸の手紙と同じように。

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