骨董店で買った古いお面

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友人の叔父さんは古い物を集めるのが趣味で骨董店を巡るのが大好きだったそうです。

古い家具や壺など変わったものを購入してきては楽しんでいたそうです。

友人が遊びに行くと嬉しそうにガラクタにしか見えないような古びた物を見せてくれたそうです。

そのせいで友人も古い物が好きになったと言っていました。

ある日、叔父さんに是非見せたいものがあると呼ばれたそうです。

叔父さんの家は歩いて10分ほどの所にあるので、すぐに見に行ったそうです。

「今日は、骨董店で掘り出し物を見つけたんだよ。」

「これは、昔シャーマンが呪術に使っていたお面なんだぞ。」

叔父さんが見せてくれたお面は、何かの動物の皮で作ったような感じのお面で、友人は見た瞬間に気分が悪くなったそうです。

「そのお面、なんか気持ち悪いね。」

友人が言うと、叔父さんは笑いながら

「シャーマンが何人も呪い殺したお面だからな」

「こういう呪術で使用したお面は強い力を持っていて、他の悪霊を寄せ付けない魔除けになるんだよ。」

叔父さんは、そのお面がとても気に入っているようで、家の家宝にすると有頂天だったそうです。

意気揚々としている叔父さんとは逆に、お面を見てから気分が悪くなった友人は早々に叔父さんの家から帰ったそうです。

数日後、駅の近くで叔父さんに偶然会った友人は一瞬戸惑ったそうです。

よく見ると何時もの叔父さんなのですが、雰囲気が全く別人のようだったのです。

叔父さんも家に帰るところだというので一緒に帰る事にし、二人で歩いていると突然近所の犬がものすごい勢いで吠え出しました。

友人:「あの犬、何時も大人しいのに変だね。」

叔父さん:「いや、あの犬最近良く吠えるんだよ!迷惑な話だよ。」

犬好きな叔父さんが、犬が憎くてしょうがないような言い方をしたのが意外だったそうです。

暫くすると、近所で飼い犬がいなくなる事件が何件か続いておきたそうです。

何となく気になった友人は、叔父さんの家に行ってみたそうです。

家に行くと叔父さんは留守のようで、呼んでも返事がありません。

ふと視線を感じ2階の窓を見ると、一瞬ですが何か異様な物がこちらを睨んでいました。

その時の背中に刺さるような悪寒は今でも忘れられないといいます。

その日以来、叔父さんは何度訪ねても留守で、近所の人に聞いても最近見ていないという事でした。

後日、近所の人からの叔父さんの家から変な臭いがするとの通報で警察が家の中に入った所、たくさんの犬の死骸が見つかり、叔父さんは行方不明という事になりました。

友人の父親が唯一の肉親ということで家の中を見に行った時は、家の中は、犬のバラバラの肉が飛び散り地獄絵図のようだったという事と、何故かどの犬も内臓が無くなっていたそうです。

友人が気になっていたお面の話をすると、探したのですが見つからないと言われたそうです。

その日以来、叔父さんとあのお面の行方はわかっていません。

どこか違う世界に行ってしまったのでしょうか?

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